利用企業事例:株式会社Clean next

  1. トップ
  2. 利用企業事例
  3. 利用企業事例:株式会社Clean next

「清掃」から「空間価値」の提供へ。伝わる資料が商談を動かす。受講で実感したスキルアップ効果

代表取締役 西山 貴代
株式会社Clean next
業種
サービス業
企業紹介
2021年設立。ホテル清掃に特化したコンサル事業を基盤に、請負、業務改善、人材育成、DX導入まで一貫して支援を行う。
企業HP
https://www.cleannextjp.com/新しいタブで開きます
受講講座
デジタルマーケティング実践コース
Before
After
メディア露出の機会はあったが、自社の強みや提供価値を言語化しきれていなかった
HPへのアクセス数が2割増加メルマガやSNS経由の反応も向上
分析ツールは導入していたが、データの分析・活用ができていなかった
顧客の課題と自社の強みが明確になり、商談の質が向上。 成約率は10%台 30%台へ改善
HPからの問い合わせ後、成約に至るまでの提案や修正に多くの時間を要していた
「空間価値」というブランド定義を再発信、清掃業務以外の組織支援などの依頼増加

ご担当者へインタビュー

ホテル清掃という作業を「空間価値」を作る仕事へ。広報と分析の課題
当社は、ホテルに特化した清掃の請負や業務改善、人材育成など、組織づくりに広く関わる現場のコンサルティング会社です。私たちは清掃を単なるメンテナンス作業ではなく、「空間価値」を作る仕事として位置づけています。
その原点は、かつて私が夕方のホテル客室にタオルを届けた際の体験にあります。扉を開けた瞬間、照明に照らされ整えられた空間の美しさに感動し、「私たちの仕事は単にきれいにするだけでなく、お客様の心をどう動かすかだ」と気づかされたのです。
創業以来、メディアに取り上げていただく機会は増えましたが、そのチャンスを十分に活かしきれていないという課題がありました。自社の強みや提供価値を言語化し、デジタル施策を用いてどう見せていくかという点にハードルを感じていたのです。
また、Googleサーチコンソールやアナリティクスなどの分析ツールは創業当初から設定していましたが、データを見て数字の動きを確認する程度。その数字が良いのか悪いのかも判断できず、分析して実務に落とし込めていませんでした。
実践型のマーケティング講座と、事務局の手厚いフォロー
昨年も本事業へ参加しノーコードツールの基礎を学びましたが、今回はより実務に反映させるため、デジタルマーケティングの実践講座を受講しました。2日間みっちりと行われるワークショップ形式で、特に「カスタマージャーニー(顧客の購買に至るプロセス整理)」の作成を通じて、顧客との接点を深く考えることができたのは非常に有益でした。
これまで顧客との接点はHPやメディア出演だけだと思っていましたが、そこから派生したSNSや動画など、多様なルートがあることに気づかされたのです。また、競合他社と比較するツールの存在は知っていても使いこなせていませんでしたが、講座の中で「自社ならどう使うか」を一緒に考えてもらうことで、分析手法が腹落ちし、納得がいきました。
本事業の魅力は、事務局との事前面談で「学びたいことが本当にこの講座で得られるのか」を精査してもらえる点にあります。自社の課題に対して、客観的な意見をもとに最適な講座を提案していただけるため、迷いなく受講できました。
また、事務局の手厚いフォローも魅力です。受講進捗が滞った際のリマインドだけでなく、「予算枠が残っているので、もう一つ別の講座も受けられますよ」といった、会社にとってのメリットを最大化するための提案をいただけた点も非常にありがたかったです。
ターゲット明確化とAI活用で成約率が10%台から30%台へ向上
受講後、HPへのアクセス数は約2割増加しました。止まっていたメルマガ配信やInstagramの更新も再開し、ターゲットに沿った内容で情報発信できるようになったことで、問い合わせも増えています。
以前はHPからのお問い合わせに対し、提案書の修正を重ねながら3~5回の商談を行っても、成約に至るのは10社中1~2社程度で成約率は10%台でした。内容によっては、さらに多くの商談回数が必要となるケースもありました。
しかし、受講後は生成AIやデジタルツールを活用し、ヒアリング内容を客観的にまとめられるようになったことから、「空間価値」という言葉で自社の強みを明確に伝えられるようになったのだと思います。
その結果、顧客の納得度が高まり、現在では10社中3~4社が成約につながり、成約率は30%台となる水準まで改善しています。また、ターゲットに合致した問い合わせが増えたことも、成約率向上の大きな要因となっています。
商談回数自体は大きく変わりませんが、提案内容の精度が向上したことで、資料作成や調整にかかる時間は大幅に削減されました。その分を新規事業の検討や既存顧客への支援に充てることができ、社内にも前向きな変化が生まれています。
以前は「清掃は現場で行うもの」という意識が主流でしたが、現在はデジタル活用による業務効率化や人材育成の可能性に目を向ける姿勢が広がり、組織全体で前向きな空気が広がっています。
▲Googleアナリティクスでホームページ訪問状況をこまめにチェック。
受講前より訪問数は2割増加した
デジタル化はあくまで手段。目的を見失わずに活用を
今後は、ウェアラブルカメラを活用した遠隔支援など、現場に行かずともリアルタイムで指導できる体制を整え、清掃業界におけるデジタル活用の可能性を広げていきたいと考えています。
デジタル化に取り組む中小企業の皆様にお伝えしたいのは、「デジタル化自体を目的にしない」ということです。デジタルはあくまでツールであり、手段にすぎません。会社としてどうなりたいのか、その目的を実現するために何が必要なのか。そうした前提からしっかりと考え、学べるのが、この事業の魅力だと思います。
▲Instagramの動画更新を再開。強みが伝わる動画づくりを実践。