利用企業事例:株式会社三洋

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DXへの挑戦過程で、社員の貪欲な向上心を実感。

株式会社三洋 企業概要
受講講座 ビジネス変革のためのDX企画・推進
企業名 株式会社三洋
企業紹介 塩化ビニール等の合成樹脂素材を用いた玩具や文具、生活雑貨、それらを活用したノベルティグッズ、POP、包装資材、建装部材など、三洋では、OEM・ODM生産を中心に、幅広いアイテムを生産。
素材の加工を通じて社会に貢献すること、人の役に立つソリューションを提案することを命題として取組み、常に社会の役に立ち続けるための研鑽を続けながら、最適なモノ作りで応える。
企業ホームページ https://www.sanyo-ltd.com/新しいタブで開きます

株式会社三洋 ご担当者様へインタビュー

Q1.本事業へ参加したきっかけについて教えてください。
A.東京都中小企業振興公社提供の他の事業へ参加する中で、自社の情報リテラシーへの課題を相談したところ、本事業をご紹介いただき申込致しました。
Q2.本事業参加前と後でデジタル化に対する意識や行動の変化はありましたか。
A.企業として社員へキャリアアップの機会を設けることが出来、受講社員からも非常に好評でした。社長が受講を業務扱いとすると社員へ表明したこともあり、社員は受講に手を上げやすかったようです。想定よりも多くの応募が有り、受講できない社員も出るほどでした。社員のキャリアアップへの貪欲さを感じることが出来たことも大変嬉しく感じました。
Q3.受講講座を決めた背景、またその講座の良かった点について教えてください。
A.東京都中小企業振興公社の「企業変革に向けたDX推進支援事業」を利用し、DXを進めていることもあり、まずは社員へはDXに関する基礎的講座を受けてもらおうと考えました。アイデアソンを行うオンライン講義もあり、DX、IT化の悩みをその場で共有し合うことが出来ました。どのようにすれば合理化が出来るかについて考えると、業務工程によって合理化出来る面が異なること、既存のやり方を変えることに抵抗があること等、悩みが出てきます。そういった悩みを共有し合えたことは非常に参考になりました。
Q4.本事業に対する受講前の期待度、受講後の満足度について教えてください。
A.率直に言いますと受講が始まるまでは期待というよりも、講義内容についていくことが出来るのかという不安がありました。しかし、実際に受講を開始してみると、不安は杞憂であり、新たな視点やDXに関する理解が深まったため、自らの視野も広がりました。また、講座内容は既知の方法論とは異なるアプローチであり、これによって比較対象を得られたのが良かったと感じます。現状の方法や分析が上手くいかなった場合には、手段として活用したいです。
Q5.実務への反映状況や、今後の展望について教えてください。
A.FAXでの注文が非常に多い中、いかに”人”がキーボードを触る工数を削減できるか等、東京都中小企業振興公社と協力して令和6年度からDXに向けてのRPAシステムの導入を計画しています。このシステムを活用し、発注、受注、生産管理と順を追ってDXを進めて行こうと考えています。この取組で創出できたリソースを新事業に充てたいと考えています。また、業務上にRPAを導入する際には、今回受講した社員の中からRPAを積極的に学びたいというものが出てくることを期待しています。

悩んでいるところは皆同じである。

近年インボイス制度や電子帳簿保存制度など、社会の変化に迅速に対応する必要性が高まっている中で、今までの事業の進め方で良いのかという疑問が出始めました。これに対して中小企業ではどのように社外から学ぶのか、社員に対してのスキルアップやリスキリングについてなど、知見を得るのが難しいところだと思います。設備やハード面での支援事業も助かりますが、本事業のように人を対象としたソフト面での支援は非常に助かりました。今後はより一層”人”が大事になってくるのではないかと考えています。

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