利用企業事例:裕幸計装株式会社

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本事業をきっかけにAIの社内活用が現実的に。
「チャットボット」の導入で、業務効率化を目指す。

裕幸計装株式会社
(窓口担当者様:経理部 米田 秀史郎 様)
業種
建設業
企業紹介
1963年に創業し、オフィスビルを中心とした建物における電気・空調・セキュリティなどの自動制御システムの設計・施工・メンテナンス事業を展開。
企業HP
http://www.yukokeiso.com/新しいタブで開きます
受講講座
  • 《対面講座有り》 座学と実践で学ぶAI!お客様ごとの実務課題を短期間で解決!中小企業向けAI入門講座
  • DXリテラシー・
    DX人材育成基礎コース
  • ゼロから始めるExcelデータ分析・
    統計学講座
受講前
  • 社内でAIへの関心が高まってきており、学ぶ機会を探していた。
  • 業務でAIを活用する具体的な方法がわからない。
  • 社内他部署からの同様の問合せに対し、AIを活用して効率化を図りたい。
受講後
  • AIに関する基本的な知識を習得。今後も社員全体に向けてAIの研修受講を推進していく。
  • AIの特性を理解し、どのような業務に活用できるか明確になった。
  • AIチャットボット等の問い合わせ回答自動化を検討中。

ご担当者へインタビュー

経理部米田 秀史郎
経理部葛西 茜
AIへの関心が高まっていたが、理解が追いついていなかった
当社は、2025年で創業62年目を迎え、2024年4月に社長が代替わりしたことをきっかけに、DXに積極的に取り組むこととなりました。社内ではAIへの関心が高まっており「日々の業務の課題をAIに助けてもらえたら」という漠然とした期待もありました。しかし、新しいものを取り入れようと思っても、具体的な方法がわかりません。私たちは普段の業務でAIは使っておらず、仕事で活用したいと思ってもどうしたらよいのか検討がつかなかったため、まずはAIを知るところから始める必要がありました。
そんな時に本事業の存在を知り、数ある講座の中から私たちのニーズに合った初心者向けのAI講座を選びました。講座の受講については、こちらから押し付けることはせず、意欲のある社員から選ぶことを重視した結果、様々な部署から10名を超える希望者が出て、社員の学習意欲の高さが伺えました。
費用を抑えて、自社に合った講座を受講できる
本事業では会社のニーズに合った講座を受けられます。特に中小企業にとっては、研修を実施したくても費用対効果を考えると踏み出しにくい面もありますが、1社あたり100万円まで無料で受講できる点はとても魅力的でした。また、事務局と面談の上、複数の講座の中から受講講座を選ぶことができたので大変助かりました。講座では、まずAIの基本的な知識を動画で習得した後、対面研修の中で、社員同士がそれぞれの業務の中で何にAIを活用できるか話し合い、AIの専門家の講師の方と一緒にそれが本当に実現可能かを精査していきました。また、講座を受講した他部署の社員からAIで何を解決したいのかを聞くことによって、その部署の困りごと等の現状を知ることができ、課題を共有できたのは大きな収穫でした。
講師の方は、親身に話を聞いた上で具体的かつ実践的なアドバイスをくださったので非常に納得感がありました。参加した社員は積極的に質問を投げかけ、講師の方も一つひとつ丁寧に答えてくださり、時間がオーバーしてしまうほど活発な議論が行われました。受講した社員はみんな楽しそうで、非常に充実した時間になったと感じています。
AIに頼れる仕事、そうでない仕事が明確に
当初は、漠然と困っているからAIに助けてほしいという気持ちがあったのですが、講師に相談すると「この業務はAIは苦手なので、Excelでマクロを組んだ方がいい」など、具体的なお話をいただきました。AIに任せられる仕事とそうではない仕事が明確になったのは、良かったです。また、講座の受講をきっかけに、生成AIサービス(ChatGPT等)を積極的に使うようになりました。調べたいことがあると、今まではWebで検索していたのですが、全て生成AIサービスに聞いています。Webで検索すると様々な記事が出てきて、それらを1つずつクリックして内容を確かめるのは大変ですが、生成AIサービスに聞くと集約したものを回答してくれるので非常に便利です。AIを活用する障壁がなくなったのも受講のメリットであると感じています。
一方で、生成AIサービスは曖昧な質問でも答えてくれますが、それでは望む回答が引き出せないこともあります。講座では、どのようなプロンプト(ユーザーが入力する質問)を打ち込めば的確な回答を得られるか学べたので、今まで以上にAIを使いこなせるようになりました。もちろん生成AIサービスの回答が全て正しいとは限らず、全面的に信頼できるわけではありませんが、それでも業務の効率化につながっていると実感しています。
AIの活用で社内業務の省力化を目指す
業務上の課題のいくつかは、AIを活用することで解決できることがわかりました。社内他部署から似たような問い合わせがあることも多く、同じことを何度も回答するのは効率が悪いと感じていました。こうした課題に対して、例えばAIチャットボットを導入することで、問い合わせに対して自動的に回答してくれる仕組みが作れることを学んだので、引き続き自分たちで勉強し、業務のDX化を進めていきたいと考えています。
AIを導入するとなるとハードルが高く感じますが、講師の方から費用面も含めた具体的な導入方法までご案内いただいたおかげで、他の課題の解決に向けても、スムーズに動き出せそうです。AIを活用することで人手が足りない部分が補えるのではないかと期待しています。
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